脳の危険の早期発見・予防で
いつまでも健康ですてきな笑顔を。
全国に137万人、日本人の死亡原因の第3位で、52万人を寝たきりにしてしまう病気。それが脳卒中です。脳卒中はある日突然起こりますが、症状のない段階で脳の異常を見つけることが予防には大切です。
また、認知症のように症状がわかりにくい場合も、高次脳機能検査を行うことにより早期発見が期待できます。脳ドックは、脳卒中・認知症予防の最初の一歩なのです。
脳ドック コース一覧
標準脳ドックコース
生活習慣病と脳の検診を行います。定期健診や、脳卒中の危険性を手早く調べたい方におすすめのコースです。日本脳ドック学会ガイドラインに準拠しています。
検査料金 |
30,000円 |
主な検査項目 |
問診 身体/血圧測定 血液検査 心電図 MRI・頭部/頸部MRA検査 頚動脈エコー(オプション) 内臓脂肪CT(オプション) |
脳の簡易健康診断
すでに健康診断などを受けられた方で脳の検診のみを行いたい方や、とにかく忙しい方で脳の検診を手早く行いたい方におすすめです。所要時間は20分です。結果は後日報告書を発送いたします。
検査料金 |
20,000円 |
主な検査項目 |
問診 MRI 頭部MRA検査 内臓脂肪CT(オプション) |
脳ドックについてのQ&A
脳ドックと人間ドックの違いは何ですか?
人間ドックは、脳や心臓、肺など全身の器官の検査を行い、生活習慣病などを調べるのに対して、脳ドックは、一般的に脳の状態および脳へ流れる血管の状態について詳しく検査を行い脳卒中など脳の病気を調べます。
脳ドックの適齢年齢とは何歳でしょうか?
一般的には40代後半から70代までの方が多く受けられています。若い世代でも生まれ持った異常が発見される可能性もありますので、一度は脳ドックの検査をしてみても良いかと思います。脳の血管の病気の一番の要因は「高血圧」です。その他に、肥満、糖尿病、喫煙や飲酒などに当てはまる方は、脳ドックを受けてみてはいかがでしょうか?
脳ドックではどんなことがわかりますか?
脳ドックでは、脳や血管の状態などを詳しくチェックします。検査をすることで脳卒中になりやすい体質かどうかわかったり、血液などを送り込む動脈の壁が肥厚し、硬くなる状態(脳動脈硬化)や、動脈のこぶ(脳動脈瘤)などの脳卒中の隠れた危険因子がみつかることがあります。
脳ドックの検査は保険適用されますか?
脳ドックは、人間ドックと同じように発病していない状態での検査ですので、保険は適用されません。また、治療を前提とした検査ではないので、医療費控除の対象にもなりません。ただし会社の福利厚生や自治体にて、人間ドックへの補助金を設けている場合があります。
費用はいくらくらいですか?
当院は、20,000円・30,000円の2種類のコースがあります。また、オプション等を追加することもできます。
脳ドックコース一覧をご覧ください。
MRI検査とは何ですか?
MRI検査とは、磁場と電波を利用して体内の様子を画像にする検査のことをいいます。トンネルのような筒の中にあおむけに寝て検査を行います。電磁波をかけて体内の水分や血流などの情報を解析して、断層画像を作成します。
磁力ですので、人体への影響はありません。苦痛がなく、安心して受けることができます。なお、手術などで体内に金属が入っている方は事前にご相談ください。
MRIの検査時間はどれくらいかかりますか?
検査時間は約30分です。ただ、検査中は工事現場にいるような大きな音がします。当院では、MRI検査をリラックスした状態でお受けいただけるように、ご自身のお好みのCDを流すことが可能となっています。ご希望の方は、当日にCDをご持参ください。
閉所恐怖症ですが大丈夫ですか?
MRI装置に入るときに、呼び出しブザーをお渡しします、気分が悪くなってしまったり、我慢ができそうにない場合には、無理をせずボタンで検査担当者へお知らせください。
脳ドックの内容について教えてください。
基本的な項目として問診・血液・尿・心電図・MRI・MRA・超音波操作があります。
脳ドックの前に心掛けることはありますか?
当日採血がある場合は、朝食を控えてください。MRI検査ができない場合として注意事項があります。メイク(化粧)はできるだけ控えてください。