すずかけヘルスケアホスピタル 病院長の久野智彦です。まずは当院のウェブサイトにアクセスしていただき、ありがとうございます。
当院は平成15年6月に医療法人弘遠会のグループ病院「磐田すずかけ病院」として、「すずかけの木陰のやさしさ」に象徴される「癒し」を提供するという理念のもと、開設されました。さらに、全人的医療という観点からリハビリテーションに注力してまいりました。
昨今の高齢化社会の進行とともに医療を必要とする方の療養のニーズだけではなく、在宅復帰・社会復帰を支援するためのリハビリテーションのニーズがより一層高まってきております。さらに加えて、介護予防・疾病予防のニーズが今以上にますます増加することは必至であると考えています。慢性期医療・慢性期疾患を担う当院として、従来型の疾病後医療だけでなく、同じように慢性疾患である生活習慣病をはじめとした疾病管理・疾病予防を高い水準で提供し、地域・社会の ニーズにいち早く対応いたします。
トータルヘルスケア・ヘルスコントロールを強化し、平成21年9月より病院名を「すずかけヘルスケアホスピタル」と変更いたしました。
当院の充実したリハビリテーションをさらに充実させ、在宅復帰・社会復帰がリアルになる積極的なリハビリテーションを提供するため、平成21年11月よりリハビリテーションセンターを開設いたしました。総面積400平方メートル以上の充実した訓練室に加え、最新鋭の機器をそろえ、療法士人員を大幅増員し、体制の強化を図っております。
疾病予防・介護予防のニーズには、リハビリテーションセンター開設と同時期に高性能マルチスライスCT・1.5テスラの高磁場MRIなどをはじめとする先進医療機器導入で予防医療の提供を行います。これらの先進医療機器はリハビリテーションにも有効に活用され、より客観的な評価や科学的でシステマティックなリハビリテーション提供にも役立ちます。
すずかけグループの理念は前述のとおり「やさしさと癒し」です。リハビリテーションの道は決して平坦ではありません。また、健康管理も「食事制限」「運動」「喫煙」など、やはり平坦な道ではありません。しかし、こういった厳しさを乗り越えることで得られるかけがえのない「癒し」を提供し続け、地域医療の発展に貢献できるよう邁進いたします。
この理念とともに安心・安全で信頼される医療を職員一同とともに着実に進める所存です。リハビリテーションの充実に伴い、急性期病院、かかりつけ医、老人保健施設の皆様方との連携もこれまで以上に深めていきたいと願っております。関係各位の皆様には、どうぞご指導のほどよろしくお願いいたします。