楽しく脳活

皆さま、こんにちは。すずかけブログをご覧頂きありがとうございます。

通所のレクリエーションの中で「脳トレ」を扱うことが多くあります。

その中で、“私自身のために”も積極的に取り入れているのが「デュアルタスク」です。
楽しみながら手と頭を使い、声も出す。そのようなレクリエーションです。

予習は欠かせません。説明の為にやって見せないといけません。
動画や本などで情報収集し、練習もして、いざ本番!脳トレも一つ一つに適正なやり方と意味があります。
どのような意味があるのか、導入部分で説明をします。
ここでどのくらい利用者の興味を引けるかが鍵になります。
(通所職員の中には、レクリエーションのインストラクターの資格を持つ人もいます。
彼女らは持って行き方が本当にうまい!勉強になります。)

デュアルタスク」は両手を使ってするものが多いので、片麻痺の利用者には、
麻痺側の代わりに下肢を使ってできることを提案します。練習はするものの、なかなか難しい。
人生の折り返し地点を過ぎた自分は「お手本」にはならず、もはや「一緒に鍛える側」。
説明しながらやっているとまさに「マルチタスク」自分もよく分からなくなってきて、
ついつい間違えてしまいます。
利用者さんももちろん間違えます。みんなで顔を合わせてあっはっは。失敗しても笑顔です。

そして一応最後に付け加えます。

「これは好きな歌を聴きながら自宅でも出来ますので、ぜひやってみてくださいね。」継続は大切。
でも実際には、自宅で一人でやることはまずないでしょうし、一人でやってもあまり楽しくない。
やっぱり、失敗してもうまくいってもみんなで顔見合わせて笑えるのが本当は何よりの「認知症予防」
なのかもしれない。

自分もいずれ行く道に思いをはせながら、利用者さんと一緒に脳活の日々なのです。

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